口腔ケア委員会 6月
今年度2回目の口腔ケア委員会はかざぐるまでの開催でした。
今回もお客様にお口から元気で過ごして頂くため為、
委員会メンバー皆でしっかりと学びました(‘◇’)ゞ

はじめに、萩原歯科衛生士より『デンチャーメンテナンス(入れ歯のお手入れ)』について
お話しを聞きました。
①入れ歯を外す前にうがいをしてお口の中の食渣(しょくさ)を洗い流す。
②入れ歯を外してブラシで洗う。(機械的洗浄)
③洗浄剤につけて摂り切れない汚れ、菌を除去。(化学的洗浄)
まず一番は、必ずうがいをしることが大切。お口の中をきれいにすることはもちろん、入れ歯を外しやすくする為、有効。機械的洗浄と化学的洗浄の両方をしないとカビが生えたりの原因になるとの事。
歯ブラシは、必ず入れ歯用と口腔内ようで分けて使う事。
口腔内を傷つけたり、口腔用の歯ブラシでは入れ歯の汚れが落ちない。
写真は、汚れが落ちずたまってしまった状態の入れ歯の写真です。こうなると歯医者さんへ行かないと落ちないとのことです。正しくきれいにしていきたいです。
研修編…
まずはk様

まずは、うがいからスタートです。
こんなに汚れが取れました。


画質はあまり良くありませんが入れ歯にプラーク沢山ついており、食器用のスプレー洗剤を吹きかけて洗うと驚くほどにきれいになりました。


ご自分で磨いて頂きましたが、歯と歯の間の汚れが取れていない状態。

しっかりと歯ブラシで磨いていきます。

歯間ブラシも使っていきます。
歯間ブラシ後にうがいをすると歯と歯の間の汚れが落ちやすくなります。
二人目は
S様
総入れ歯の方で口腔内の乾燥が酷く、歯茎に傷があった。

ご自分で洗う事出来ますが、お手伝い必要です。
傷は良くなってきている為、入れ歯を付ける前に保湿剤を塗布すると良いとの事。傷の治りをよくして、入れ歯を密着させる。
歯茎がぶよぶよになってきている状態(フレビーガム)がみられる。
今後も保湿していくことが大切。

T様…お食事の時だけ入れ歯を入れられている。うがいは出来るが、ブクブクする力が弱い。

歯ブラシの使い方はお上手ですが、細かな部分はうまくいかないので、手伝い必要。



萩原歯科衛生士よりお口の体操のプリントを頂き、ほっぺたを膨らませたりの練習でうがいが上手になるとの事でした。
会議室に戻り、皆で歯ブラシを頂き自分の歯を使って、歯磨きの練習を行いました。
奥歯を磨くポイントや前歯の裏を歯ブラシのどの面を使って磨くかなど、教えて頂きました。


今回もとても勉強になりました(‘◇’)ゞ
今後、ケアに入る際に活かしていけるようにしていき、しっかりと委員以外の職員にも伝えて行こうと思います(‘ω’)ノ